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執筆者の写真kumada rie

ご参加下さり、ありがとうございます


今日は、ACOA大阪でした。

ACOA大阪には様々な背景を持った女性たちがご参加くださいます。彼女たちの言葉を聞くたびに、私は胸がいっぱいにいなります。自助グループなので、参加者の言葉にコメントしたり、感想を言ったりはしませんが、色々な言葉を聞きながら、「よくここまで頑張って生きてこられたなあ、よく今回ご参加下さったなあ」と、尊敬の気持ちでいっぱいになります。


特に今日は酷い蒸し暑さでした。そんな中で足を運んで下さるのだから、それだけでも有り難いのに、みなさんが「自分で自分をケアしよう」と、ご自身に真摯に向き合っておられる御姿には、胸を打たれますし、尊敬の気持ちを抱きます。非常に尊い御姿を拝見しているような、そんな気持ちにもさせてもらっています。


私たち、参加者の背景は本当に様々です。でも、心の傷付きや苦しみには、共通したところが多くあります。そして同じく共通するのは、生きるための力強さです。抑圧されても、何かしら手段を見つけながら、生き延びる力を、皆が持っています。そして回復する力も持っている。その力が、時には自己否定や自分を傷付ける方向に向かうこともありますが、それも元々の私たちのエネルギーの強さなのだ、と思わされます。エネルギーが強いほど、良くも悪くも振り子のように強く働くんだなと感じます。


私自身が、ずっと自助グループに救われてきました。摂食障害や自傷行為についてあけすけに語って笑うことのできた場があったから、今の私があります。そんな場が地域に一つでも増えたら、と思ってACOA大阪を始めました。


自助グループは、「場」への信頼が重要だと考えています。あの場はいつも決まった時間に開いている、行ったら誰かいる、あそこでは何を話しても大丈夫、誰にも批判や非難をされない、というような。ここに来て下さることで、少しでも心のしんどさを吐き出してもらえたらいいなあと思っています。言語化できなかったモヤモヤを形にできたり、同じような人がいると思えたり、「一緒だ」「ここなら話して大丈夫だ」と思ってもらえるような場づくりを、地道に心掛けています。


予約や申し込みを特に受け付けていないのもそのためで、「予約」することをプレッシャーに感じられる方もおられると思います。その日の朝になって体調が悪くなったり、気乗りしなくなることもあると思うので、フリーに来ていただいていい形にしています。


ちなみに、せめてもの歓迎と感謝の気持ちをお伝えしたくて、ACOA大阪では私が自分へのご褒美で食べたいと思うようなお菓子をお出ししています。毎月、何をお出しするか選ぶのも楽しみになっています。心地良い場所で、美味しいコーヒーやお菓子があると、それだけでもほっとしたりするんじゃないかなと。私がそうなので、そうしていますが、お菓子もコーヒーも嗜好品で、好みがあることなので、これは私の勝手な楽しみですね。(夏場は移動中に溶けるのでチョコレートを出せないのが残念です)


来月のACOA大阪は8月17日10時からです。暑い盛りですが、お気持ちが向かれましたら、お待ちしております😊🍀



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