10/11の夜、アートワークを初開催させていただきました。仲間とともに、一生懸命準備してきた場なので、私自身も楽しもうと思って臨みました。
もともと、私は図工や美術の成績があまり良くなかったため、自分で創作するアートに苦手意識がありました。しかし、大人になってからアートワークに参加してみると、評価や比較をされることなく、自由に表現できることがとても心地良いと感じました。いつか自助グループでアートの場を提供できたら、という思いがあったので、今回の開催は私にとって非常に大切なものとなりました。
アートワークへの参加を悩まれている方もいらっしゃるかと思いますので、今回の私の体験談をお伝えしたいと思います。
実際にアートワークを体験してみて、たくさんの驚きがありました。進行役を務めることもあり、ワーク自体にはそれほど入り込めないかもしれないと思っていたのですが、始めてみると「過去のこの出来事をケアしたい」という気持ちが自然と浮かんできました。
実際にワークを進めると、「この形で描きたい」「この形は嫌だ」といった自分の中の感情がすっと出てきて、色や画材の選び方もその瞬間に一番しっくりくるものを自然に選ぶことができました。描いている間は、心のままに従い、無心で描いていました。
最初はモヤモヤしていた気持ちも、ワークが進むにつれて霧が晴れていくように感じ、最後には笑顔になっている自分に気が付きました。重たかった心の一部が、暖かく変わっていく感覚でした。
正直なところ、このプロセスと変化には驚かざるをえませんでした。アートワークが良い効果をもたらすことは理解していましたが、実際に体験すると、自分でも予想していなかった心の深い部分がケアされたような感覚がありました。言葉では表現しにくい部分での癒しが、確かに起こっていると感じました。
ご参加くださった皆様も、それぞれの深い部分で心の動きがあったように感じました。人には、自分を癒す力がしっかりと備わっているのだと強く実感しました。アートはその力を促進し、自分で自分を癒すことを深める手助けをしてくれるのだと思います。
そんな場を持たせていただけていることは、非常に尊いことであり、ありがたいことだと思わされました。
改めて、自分で自分をケアしようと思って行動することのできるしなやかな力強さとたくましさを持たれている参加者の皆様に、何度も丁寧な打ち合わせをしながらこの場を用意することに真摯に向き合ってくれた仲間に、いつもこの活動を支えてくださっている皆様に、心からの感謝を申し上げます。
次回は１１月８日（金）19時～です。ぜひ一緒に、アートワークを体験しましょう🍀
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