お二人目は北堀江病院(大阪市西区)の新宮良介理事長から。こちらはAmazonに頂いたコメントです。
■ ■ ■ 素晴らしい力作です。 慢性期医療、高齢者診療に関わり、ターミナル、看とりの現場にある医療者として、多くの課題とヒントをもらいました。 医療、介護関係者はもとより、より多くの一般の方に読んでいただきたい。 「胃ろう」を通して見えてくる医療の現場、問題を知っていただきたい。 そして、本当の Quality of lifeとは?さらには、Quality of deathとは? 共に考えていきたい。 ■ ■ ■ 新宮先生、ありがとうございます。 私もこの取材を通して考えましたが、死に方を考えることは、生き方を考えることですね。自分の最期を考えるとは、どのように生きるのかを考えることに他ならないと思いました。生は死があって際立ち、切り離して考えられないものなのですが、「生」にばかり執着して「死」を忌避しようとするムードが蔓延していると感じます。それでは何の解決にもならず、むしろ問題の先送りであるということは、この本にも出てきた内容ですよね。
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