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執筆者の写真kumada rie

書籍「地域包括ケアの課題と未来‐看取り方と看取られ方」出版のお知らせ

 

今日は私、代表熊田の個人的なお知らせです。私が2014年から1年間勤めた亀田総合病院(千葉県鴨川市)地域医療学講座が千葉県より助成を受けて出版した書籍「地域包括ケアの課題と未来‐看取り方と看取られ方」(ロハスメディア社)が発売されました。  盛んに言われる「地域包括ケア」に関して、各地域が恐らく共通して抱えている、もしくは今後ぶつかるだろう課題について、各分野の専門家がピンポイントで語っています。贔屓目ではなく、地域医療介護の抱える問題をこれほど網羅した書籍は見たことがないと思っていますし、業界のタブーに切り込んだ部分が随所に見られます。医療介護職や行政など専門職向けにはなりますが、ぜひお手にとってご覧いただきたいと思います。

   地域医療介護や地域包括ケア、高齢者医療については様々な書籍が出ていますが、どれも痒いところには手が届いていないというか、臭い部分には蓋をしてあるというか、正直に言いますと綺麗事が多くて切り込んだ部分が少ないという印象を受けています。  今回、亀田総合病院地域医療学講座が出したこの書籍は、地域医療介護に関わる多くの人たちが漠然と抱えている疑問や、ぶつかっている課題について、問題点を列挙する形で述べています。さらに、これまで業界のタブーとしてはっきりと語られてこなかった部分にもズバッと切り込んでいて、編集に関わった私も「こんなことを言っていいのか…」と驚嘆する内容が多々ありました。  病院医療、在宅医療・介護、認知症、貧困と健康、社会的包摂、生活支援、地域包括ケアの理論と背景など、各分野の専門家がそれぞれポイントを短くまとめて語っています。ご覧頂ければ、「地域包括ケア」という同床異夢のテーマについてかなりクリアになると思いますし、今後の議論には必須の書籍だとも思います。  僭越ながら、私も介護や胃ろう問題について書かせて頂いています。ぜひ、多くの方にご覧頂きたく思います。 ■書籍紹介ページはこちら

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