

自助グループの読書会でワーク始めました~心の回復を仲間と一緒に
この2か月ほど、新しい取り組みとして読書会でワークにも取り組み始めました。私たちが読書会で使用している書籍「 子どもを生きればおとなになれる~インナーアダルトの育て方 」(クラウディアブラック著、アスク・ヒューマン・ケア発行)には多くのワークが掲載されています。これまでの読...
kumada rie
8月25日


なぜ『してもらう』だけでは回復しないのか?-トラウマが奪った3つの力を取り戻す方法
私たちは被害を受けた女性たちに向けて、トラウマの仕組みやセルフケアの方法などについてお伝えする「こころのケア講座」を開いています。私自身の回復過程においてこの講座がとても役に立ったので、多くの女性たちに伝わってほしいと思い、研修を受けてこの講座を開いています。...
kumada rie
7月14日


なぜ注意されると自分を否定されたように感じるのか?行動と人格を分ける方法
前回は 「『行動の否定』と『人格の否定』を分ける方法-自分を責めるのをやめたいあなたへ」という記事 で、行動と人格は全く別のものであること、そして私たちの人格(存在)はそのままで100%価値があることをお伝えしました。 ...
kumada rie
6月22日


なぜつらい関係に戻ってしまうの?トラウマと「予測できる安心」の心理学
「未知の自由より慣れた牢獄」 この言葉を聞いて、ドキッとした方もいるかもしれません。今日は、トラウマを抱える方が、なぜつらい状況から抜け出しにくいのか、特にDV被害者の方がなぜ加害者の元に戻ってしまうことがあるのか、その複雑な心の仕組みについて、以前の記事とは別の観点からお...
kumada rie
5月22日


痛みと感情を語る大切さ―性暴力加害者の心理と治療から学ぶ社会の課題
性暴力の本質と加害者性―女性支援活動者が研修で学んだこと
kumada rie
3月7日


なぜフラッシュバックでは"今"と"過去"の区別がつかないのか
最近、報道で性加害の問題が取り上げられることが増え、「フラッシュバック」という言葉をよく耳にするようになりました。 フラッシュバックとは、何かのきっかけで過去の出来事が、まるで今起こっているかのように感じられる現象です。心臓がドキドキする、冷や汗が出る、体が硬直するなど、ま...
kumada rie
2月11日


「矮小化」とは? 自分の感情を否定し続ける心理とその影響
先日の講演会 で、久しぶりに「矮小化」の反応が自分の中に現れました。「矮小化」という言葉を初めて聞く方もいるかもしれませんが、簡単に言えば、自分の傷を「こんなこと、大したことじゃない」と扱う反応のことです。この「矮小化」について、ブログで一度書いてみようと思いました。...
kumada rie
2024年12月15日